■ [ 2006年09月 ] の記事一覧


今まで何度訪れただろうか。
取材。撮影。暇つぶし。
住宅展示場に来るたびに、
「このプランいけてるな」とか
「これはデザイン的にナイな」とか、
勝手に心の中で品評会を開いて遊んでいた。


ヒトリで行くこともある。私にしてみたら家具ショップに立ち寄る感覚なんだけど 、
女ヒトリでふらふらしてると張り付きの営業担当に怪しまれることが多い。
わかりやすく二度見して距離をおいてくる人とか、何気に家庭を持ってるかどうか
確認してくる人とか・・・。

今回は、「立体的なイメージをすり合わせる」目的で夫婦二人で来てみたのだが、
夫も家にはかなり口うるさいため、ふたりの品評会はウザイくらいに
マニアックなものへと発展していった。
近寄ってくる営業担当がいようものなら、質問攻め。
標準仕様はどこまでか?とか床材や建具、構造材に至るまで。
ところが、私たちが土地購入済であることがバレると、逆に質問攻めにあう(笑) 。

確かに土地持ってるお客さんなんて、
“鴨が葱を背負ってきました~”という感じですもんね。
VIP扱いで、お花やワイン、有機野菜など抱えきれないくらいのお土産を頂いた ・・・。
まあ、このあと猛烈に電話営業をされるのがわかっているものの、
お土産はとてもウレシイ。

そんなこんなで、私にとって展示場はとっても楽しい場所なのです。



土地契約後すぐに必要な現金が、手付け金と仲介手数料。
数百万の札束を目の前にすると、
無意味にドキドキするもので・・・。
私は普段、ATMでほんの数万円おろすときでも、背後から襲われたらどうしようとか、
銀行を出る瞬間が一番狙われるだろうなとか、ちょっとだけムダに警戒したりする 。

たぶん、これは大学時代にバックパッカーで危険な国をウロウロしているときに、
テロに遭遇したり、強盗の被害にあったりして、
いつのまにか形成された警戒心なんだと思う。

まあそれはさておき、お金担当(夫)が無事に帰国したので、
いよいよローンの内容を決めなくちゃね!ってことで、
某銀行の住宅ローンプラザへ行くことになった。

ドアをあけた途端にピーンと張り詰めた空気が・・・。
そこには、キッチリ白シャツ着た銀行員約10人、
私語いっさい無しでパソコンに向かって仕事をしていた。
(さすがにうちの会社とは雰囲気が違う、と妙に感心)
カウンター近くに座っていたベテラン風のおじさまが私たちの存在に気付き、
あれやこれやと超詳しくレクチャーしてくれ、まるで個人授業。

うちの場合、「土地を買って家を建てる」ため、
当然ながら土地と上物、両方のローンを同時に申し込まなきゃいけない。
土地でいくら、上物でいくら融資してくださいな~なので頭使うのも2倍、
ややこしさも2倍ってわけ。

いやぁ、しかし、手際よく損なくローンを組むためのテクニックを教えてもらい、
お腹いっぱいです。

やっぱり、プロの意見は聞いておくべし。


私は性格上、「ローンを組む」のが苦手だ。
完全なる偏見と先入観でよく笑われるんだけど、ローンを組む→借金背負う→返済 難に陥る→破産宣告みたいな・・・勝手にダークな結末のイメージを持っている。
だから、できる限り現金主義でいきたいというポリシーがあるのです。

それでも、今回のように数千万のお買い物ともなるとキャッシュでバーンって勢い よくいけるわけないし、嫌でもローンを組まなきゃいけないから気分は確実に憂鬱 だ。
「やだなぁ。やっぱりローン組まなきゃいけないよね。でも土地探し始めてからけ っこう経ってるから、お金たまってるんじゃないの?」 と意味のない相談をしてみる。
しかも、銀行ローンがいいのか、公庫がいいのか、変動がいいか固定がいいか・・ ・
とにかく種類はオニのようにあるし、どれも似たり寄ったりで超面倒。

一応、こんな仕事をやっているので新しい情報はどんどん入ってくるのだが・・・
昔から編集記事の担当分けで、「資金計画」とか「ローン」の企画がまわってきた 号は、泣きそうになりながら猛勉強したもんだ。
それくらい、いろんな意味で苦手分野。

というわけで、夫に全てを任せることにした(笑)
「一家の大黒柱として、お金担当よろしくおねがいします」と、
丁重に嫌な役を押し付けてこの件は解決したのだった。