26★腕のいい工務店はどこ?


設計図面が出来上がり、
いよいよ工務店を決める段階まできた。
建築家Aさんから工務店3社分の見積書と
会社案内のパンフレットを渡され、
それぞれの金額の根拠や
各社の特徴を細かく説明してもらった。



同じプランでも金額ってけっこう差が出るものなんだ。
見積書の書き方もめちゃくちゃ細かい会社や大まかな会社、
同じ部材でも会社によっては数十万と異なったりして、
見積書ひとつとっても仕事の仕方や得意分野が想像できたりする。

そういえば編集記事の取材でメーカー各社に「相見積もり」したときも、
各々金額違って出てきて見極めポイントとかまとめたなぁと思い出す。
でもいざ自分の家の見積書を目の前にすると、
怖気づくというか、数字が苦手というか。

いずれにしても見積り金額だけじゃ1社に決められないから、Aさんに質問攻撃。
現場はきれい?腕はいい?担当者の人柄は?得意不得意は?実績は?
建築家設計の家は慣れてる?など建築家としての客観的な意見を聞いてみる。

あれやこれやと1週間ほど検討した結果、
最終的には自然素材の扱いも得意なB工務店に依頼することに決まった。

そして顔合わせの日。
最初は和やかな雰囲気で雑談もしていたが、
やはり最後はわが家のプランの話で盛り上がる。

「床材なんですけど、カリンにしたらどうでしょうか?
レトロモダンのイメージに合うのでは?」と社長。
カリンといえば、現状プランのメープルよりも値段は高いはず。
ショップとか店舗系の床材、家具や楽器などに使われている無垢材らしい。
どうやら調達ルートがあるため
見積りと同額で変更できるからもしよければという社長のご好意によるものだった。

これはラッキー。これもご縁かな。
単純だけどB工務店にしてよかったと思える瞬間だった。