■ [ 2007年06月 ] の記事一覧


今日は中間検査。
検査員、構造家、建築士、現場監督、
いろんな眼で構造面における
厳しいチェックが行われた。

境界線からの距離が保たれているか、
柱や体力壁の位置は図面どおりか、
補強金物はきちんとした場所についているか、防蟻処理はやってるか…などなど、
検査ポイントを次から次へとチェックしていくので、私も後をついていく。

家中をぐるりとまわって、最後に検査合格のシールと資料をいただけた。
このシール、通常は現場の看板に「合格してます」という合図で張っておくらしいが、
構造家のTさんが「現場はカラーコピーでOKで、家が建ってから玄関のゲタ箱の中
とかにこのシールを貼っておくといいですよ」とアドバイスしてくれた。
つまり、中間検査合格というのは、構造面での正当性を保証するもの。
なので、例えば将来転売するときなど、建物の価値を証明するためにも
とても大事なんだって。
ペライチの資料は失くしてしまうことが多いから、忘れないようにシールを
貼っておくといいんですよって。
なるほど。家が建つまで大事に保管しときます。


大安、雨。
いい加減この天気にも慣れてきたけど、
地鎮祭が雪、上棟式が雨とはなんという
天候運の悪さ。
母親に嘆きメールをしたら、
「上棟式に雨がふるのは、『よいことがふりこんでくる』といって 縁起のいいことなんだよ」
って、本当だかどうだか知らないけど
励ましメールが戻ってきた。

今日は、現場監督や棟梁をはじめ、職人さんが一度に集まる初顔合わせ。
1階のリビングになる予定の場所に組み立て式の机をおいて、
お酒やお寿司、おつまみなど昨日から走り回って用意したものを並べて、
さあ、カンパイ。

みんなでゾロゾロと2階にも行ってみた。
わー。山がキレイ。空もキレイ。想像以上に眺めがいい。
はじめて見る2階からの景色。
今までは地面からのアングルでイメージしていただけだから、
視界が違ってとても新鮮だ。
建築家Aさんがふいに「窓の位置、どの高さにしましょうか」と。
実際に2階の床に立ってみて、そこからリアルに見える景色を眺めて、
一番ベストな窓ポジションを決めるのだという。
まるで窓枠でトリミングしたベストショットをカメラで撮るかのように。
ここには机をおいて仕事するから、イスに座った状態での目線を考えるのが
いいですねと言いながら皆で中腰になって空気イスをしてみる。
おかしな光景だ。
でもこうやってひとつひとつベストを決めていけるのって素敵だ。
職人さんたち、どうぞよろしくおねがいします。



昨日も雨。今日も雨。
2月ってこんなに雨降るの?
毎朝、空を見上げては落ちてくる雨に
「なんで今年に限ってこんなに雨なの?
これじゃ、いつになっても基礎が固まらない」
と悲観的な愚痴が増えていく。
基礎配筋、コンクリートを流し込み、
そのあと乾くまで様子を見るのだが、
とにかく雨が降っては先に進めない。 ひたすら待つのみ。


でも、一応なんとなく間取りがわかるような
仕切りはできているので、
試しに玄関からスタートして家の中を歩いてみる。
ここリビングでしょ、キッチンでしょ、茶室でしょ、
お風呂でしょ、洗面でしょ…ってとこまでいくと、
あっという間に家の終点までたどり着いてしまった。そこはもうお隣さんち。
そして、ゴールデンレトリバーが不思議そうな
眼で私たちをじっと見つめていた。
お隣のわんちゃんは家が建ちあがるまで、
私たちが現場に行けないときも、
毎日毎日、経過を見届けてくれるんだなぁと思った。

私たちが忙しくて見に行けないかわりに、
現場監督よろしくね。
雨もやむように一緒に祈っていてね。