■ [ 2008年01月 ] の記事一覧


とうとうこの日が来た。
家づくりに関わった全てのスタッフさんが、
できたてほやほやのマイホームに集合した。

アットホームでありつつ、
少しだけ緊張感のある雰囲気。
なんというか、それは同窓会とか披露宴に似た類のもので、“いよいよ”なライブ感が増長する。

電気、ガス、水道、キッチン施工…
それぞれの担当者から注意事項や使い方の説明をうけ、
さまざまな書類を次から次へと渡される。
家中をぞろぞろ、ぐるりとひとまわり。
そして最後に、工務店さんが
「それでは、みなさんお集まりください。」って。
「え?なになに?」四方八方からみんながリビングに集まる。
そしてサプライズ上映会が始まった。

二人が大好きな音楽とともに映し出されていく懐かしいシーン。
初めての打ち合せ、棟梁の真剣な眼差し、上棟式のにぎわい…
そして雨の日も晴れの日も、現場監督、建築家、スタッフの笑顔、笑顔、笑顔。
たくさんの真心が収録された感動のDVDだった。

パチパチパチパチ。
「泣けますね」
誰もがそう思った。
何もない更地から家が出来上がるまでには、とても多くの人が関わっているんだ 。
人の力と真心がなければ、家はできない、建てられない。
そして、みんなの魂がこもったこの家、
長く、大切にしていくことが、施主の使命だと心にずしんと刻まれた。
世界にひとつだけのすばらしい建築物に、感涙。


迷う迷う。
シンボルツリーを決めなければならない。

なんせ、「シンボル」なんていうから、
変にプレッシャーがかかって
簡単に決められない。
そもそも、私は植栽の知識があまりない。
「おすすめのシンボルツリー百選」みたいな本も見つからない。

設計事務所と造園屋さんから、シンボルツリーをはじめとした
お庭全体の植栽イメージを提案してもらったのだが、
グリーンの固有名詞を聞いてもピンとこなくて
「ん?それはどんなんだっけ?」と、いちいち質問しては、
植物図鑑を開いて説明をしてもらった。
ふ~ん。絵で見てはじめて「やまぼうし」と「ハナミズキ」の違いを知る。
オススメされた「やまぼうし」のほうが、葉とか花のカタチがシャープなのね。
わが家は、建物の印象がかなりシブイ線なので、
グリーンも「丸い」「かわいい」「カラフルな色」より、
「シャープ」「しぶい」「シックな色」路線でセレクトしたほうがよいとのことだった。
外観とのマッチングがポイント。

「やまぼうし」は、春になったら白い十字架みたいな花が咲き、
秋になったらオモシロイ赤い実がなる。
落葉樹なので、秋には紅葉も愉しめるし、ムシもつかない、育てやすい。
「ハナミズキ」も人気らしいが、こっちは、どちらかというとヤサシイ、丸い印象なので、
うちの外観にはかわいすぎかな。
というわけで、シンボルツリーは「やまぼうし」に決定。
造園屋さんが、頑張って5メートルくらいの立派な木を
九州のほうから選んで運んできてくれた。
これから頼むよ。わが家の「シンボルやまぼうし」!