健康に暮らせる“木”の家

環境にやさしい木材

地球温暖化防止は、全世界を挙げて取り組まなければならない最重要課題だ。木を使うことが二酸化炭素(CO2)を削減する

木は生育時に大気中のCO2を減らす

木は繰り返し利用できる再生可能な資源

木は木材として使われたあと、繰り返し利用できる再生可能な資源だ。「森林・林業白書」平成13年度より


地球温暖化の原因の一つが、エネルギーの大量消費によって排出されている人為的な温室効果ガスだ。なかでもCO2の発生量はここ数10年著しく増加。日本は温室効果ガスの排出量を’90年の6%まで削減することを世界に約束、この2月に発効した。目標達成に向け家庭でも対策が迫られている。樹木は、光合成により日光と水、大気中のCO2から自らの体を作り上げ、成長していく。つまり木材には地球温暖化の主な原因であるCO2が炭素として蓄えられることになる。森林の育成、木材の利用・再利用を追っていくと循環図ができあがる。木材は製造時のエネルギー消費量が他の材料に比べて少ないことでも知られている。1トン当たりで比較すると、例えば鋼材は木材の約5倍のエネルギーが必要になる。また、家や建具として使われたあとの再利用も十分可能。廃材を粉砕して新たなボード製品をつくる技術も一般的になっている。このように木材は切ったら植えるを繰り返すサイクルを維持していけば、CO2を増やすことのない再生可能な資源。木を使うことが、温暖化防止につながるのだ。